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【2022.4.23】初通し

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初めて、最初から最後まで芝居を止めずに 通すことを、「通し稽古」(ランスルー)と言ったりします。部分的に練習してきたことをつないで、本番と同じようにミスやセリフ忘れがあっても原則止めずに最後までやってみます。今日は初めての通し稽古でした。略して「初通し」と呼んだりします。通してやってみることで、芝居の流れや、段取りや、ではけ(役者の入退場)の確認ができます。特に芝居の流れがわかるので、演出家も通しを見て、修正を加えたり調整を行ったりします。  大体の場合、部分的に行ってきた練習と勝手が変わるので、混乱したり、台詞や段取りを忘れたり、飛ばしたりと課題が残るのも、初通しの特徴です。そうして出てきた課題を一つづつ修正して、完成度を上げていくわけです。  今日の初通しも、予想通り課題が見えた通しとなりました。でも手応えもあったのではないでしょうか。ゴールが見えてきた感じです。明日も長い練習となります。いよいよラストスパートです。

【2022.4.16】テクニカルスタッフ、リハ立ち会い

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  稽古も大詰めを迎えています。今日は照明や音響など、舞台効果を担う技術スタッフが稽古を見に来ました。  芝居がだいぶ仕上がってきた頃に、こうしたスタッフは稽古を見に来て、照明や音響の「プラン」と言われる、どのような照明にするか、音響効果や劇中に使う音楽はどのようなものにするかなどを考え、具体的な計画をたてます。  それに基づいて、効果音を編集したり、スピーカーを設置するための「仕込み図」と言われる図面を書いたり、照明器具を設置する位置を決めたり、照明の色を決めたりした上で、照明の「仕込み図」を書いたりするわけです。  そして、劇場に入ってからは更に多くのスタッフがその「仕込み図」に基づいて音響器具や照明器具を設置していくわけです。それを舞台用語で「仕込み」といいます。 今回の公演の「仕込み日」は4月27日です。あと10日ほどの間にスタッフはお芝居のイメージを膨らませ、どんな作品にするかを演出家と共有しながら、「仕込み図」を書くなどの準備をするわけです。  「仕込み」をして、はじめてそれらがどんな効果をもつかがわかるものがあります。例えば照明です。演出家は頭の中で作品の完成形を描きながら、稽古しています。そのイメージを照明家に伝えて具体的な「プラン」を立ててもらうわけですが、それが描いた通りかどうかは、劇場に入って照明をプラン通りに点灯してもらって初めてわかるのです。  そうした点は、舞台の面白さであり、難しさでもあります。

衣装合わせ

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  本番が近づいてきました。今日も自主練と通常稽古と併せて、朝から夕方まで8時間に及ぶ長丁場の練習をこなしました。参加されたみなさんお疲れ様でした!  演技の稽古もさることながら、お芝居を作るときには、小道具や衣装などの決定や、着替えの段取りなど、演技以外にも準備することが沢山あります。  その中のひとつ、登場人物が来ている「衣装決め」を行いました。いい衣装はお芝居の魅力をたかめる要素の一つです。色合いなどが他の人と重ならないことや、人物の個性に合っているかなど、要件を満たす組み合わせに決定していきます。もちろん組み合わせのセンスも大事です。この公演はプロの衣装さんはいませんので、自分たちで持ち寄った衣装を組み合わせて、キャラクターの衣装を決めていきます。  今日すべての衣装を決定することはできませんでしたが、だんだん確定が増えていってます。写真は仮の衣装を合わせて、全体のバランスをみているところです。さて、最終的にどんな衣装となるでしょうか、結果が楽しみです。

【2022.4.2】捨てる

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 今回のお芝居は、学生が企画するファッションショーのお話です。 さて、服の在り方は時代と共に変化していて、「ファストファッション」などと言う言葉が生まれているように、現代は同じ服を着続けるサイクルが短くなっていて、それに伴ってたくさんの服が捨てられる時代になっているとも言えます。このお芝居ではファッションにまつわる影の部分、たとえば 「大量の服が捨てられている現実」みたいな、あまり意識されない側面にも光を当てたいと思っています。  お芝居を見おわって、笑える話だったけれど、ちょっと考えさせられるところもあったな、と感じたことがあるかたも多いと思います。劇作家はそうしたしかけをいくつもお芝居の中に忍ばせています。そんな作者の意図を考えながら見ていただくのも楽しいかなと思います。