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【2024.2.24】変化していく登場人物

 ブログ筆者代打です! 今週も脚本が追加され物語が展開していきます。登場人物たちに心境の変化が見られ、それに伴って演出から役者への注文も細かくなっていきます。未定の部分も演出の”口立て”で仮に作られていき、人物同士の関係性が見えやすくなり物語に整理がついていきます。 職業でなくアクターをすることは自己セラピーだと思います。稽古を見ていると、自身ではない存在を考えることで舞台上(稽古場)で生き直していくすがたがありありと見られます。

【2024.2.17】セリフ覚えの段階に

ブログ筆者代打です! 脚本の進捗も順調でセリフ覚えの段階に入ってきました。以前は読み稽古が中心でしたが、現在はほとんどが立ち稽古になっています。微妙な位置関係にまで演出がついていきます。 今回の稽古では、上手くいかないシーンで本人が役になるのではなく、相手が本当に、自分にとってその立場だったら?というアドバイスが多く見られました。例えば親子だと、あなたはどういう母ですかと問うとどうにも作りすぎてしまう、設定を作りすぎてしてしまうきらいがあるようです。絶対的に役を演じるより、相手との中で相対的に考えていくのがビギナーが掴んでいくべきステップなのかと思いました。 セリフを毎回はっきりと言うと感情が一貫しないことがある、というアドバイスもありました。言葉だけでなく動きも含めての演技ですので、聞き取れなくても動き・状況で補完されるということまで考えて演技を作っていかないといけません。見ていた私としては役者がどう役を捉えるかという事よりも脚本・演出の気持ちを考えてそれを実行したほうがこのお芝居は綺麗になるんじゃないかなと感じました。もちろんそれだけでは駄目で、ほとんど当て書きである台本の中で裏に潜む演出の意図を、役者としての個性を出しつつ読み取ることができたらいいなと思います。

【2024.2.10】台本修正

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 出演者に変更が出たために、台本の修正とそれに伴って登場人物の相関関係の修正が行われています。今日は修正された台本が渡され、それをもとに稽古しながら、さらに細部の修正などが行われました。役者さんとしてはそろそろセリフも覚えたいところですので、セリフを覚えつつ続きを創作する作業となります。台本は全体の4分の1ぐらいでしょうか。キャラクターがだいぶ身体に落ちてきているので、あとは最初から台本ができてきた所までは、セリフを入れてなるべく台本を離して稽古していくことになります。 ちなみに、今日は全員揃っての稽古となりました。このような状態がこれからも続くといいですね。