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【2022.11.12】本番に向けたクリエーション

前回に引き続き代打のライターが担当します。 本日の稽古は前回のミーティングを経て元アイドル、キャンプ系YouTuberのキャラクターを深堀りします。三味線の演奏から始まり、即興でシーンを作っていきます。 三味線、ピアノ、ギターを弾けるメンバーがそれぞれいるのでシーンの幅が広がります。楽器はもちろん、キャンプグッズなどの小道具も設置されて場の雰囲気が出来上がっていきます。 メンバーが臨機応変に繋いでいく会話を村上さんがメモに収めていきストーリーが明瞭になっていきます。こういう創作の仕方だとセリフを覚えるのが楽そうでいいですね。役者も登場人物のバックボーンを自然と考える事になり、より強固な台詞を放てるようになると思います。 本編に関わる創作なので詳しくブログに書く事はできませんが今日はずっとエチュードでした。その分書ける事も少ないですね。本番に向けたクリエーションが進んでいきます。 次回の稽古には一人見学者が来て下さるそうです。楽しみですね。

【2022.11.5】役柄についてのミーティング&エチュード

 今回のブログは普段のライターの代打が投稿します 村上さんが先週コンタクトに変えて、また眼鏡に戻っていました。 準備体操の後は挙がっている役柄を煮詰めていくためのミーティング。 それらの登場人物が言いそうな台詞を、車座になり、右隣りの人に回していく。 ・守銭奴(・どの程度の?・80歳!?・名前:すゑ・倹約家・ケチとの違い・使用料を取る・ちゃっかり・トイチ、十日で一割) ・キャンプ系YouTuber(・+中華料理屋?・再生数は?・ハイテンション?) ・元アイドル(・なぜこの場所に…… ・グループから3人脱退 ・地下アイドル? ?・フェス) 台詞のきっかけやその後に続く言葉を即興的につなげていき、キャラクター像を明確にしていきます。 役名を覚えるワークをした後は、それらの要素をエチュードにして立ち上げ、シーンを作っていきます。テキストもないのに次々と展開が重なっていくのはまさにミーティングのたまものでしょう。本筋から逸れてもそれがまた新たなキャラクターの輪郭を描く事に繋がっていきます。ミーティングだけでは見えてこなかったキャラクターの奥行きが炙り出され物語が一山越えたところで本日の稽古は終了。着々と進んでいます。さすが市民演劇の名手。

【2022.10.29】ラブソング

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 今回上演する作品のテーマは「ラブソング」ということで、前半の時間を使って心に残るラブソングを出し合いました。 年齢に差があるので、全員が共有できる曲があまりない(ほとんどない)のが印象的でした。20代から70代までの幅広い層が知っているラブソングを探すのは難しいのね、ということがわかりました。失恋をテーマにした曲が多かったのも興味深かったです。 ラブソングはやっぱり青春の思い出ですよね。曲を聴くとその頃が思い出されていいです。

【2022.10.22】即興演技のブラッシュアップ

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 村上さんがお休みの為、劇団衛星、ユニット美人というグループで活躍する黒木陽子さんが演技に関するワークショップを行ってくれました。  内容は二部構成で前半は身体への気づきや、感覚の研ぎすましに関すること。後半は台本を使って台詞をしゃべりながら演じる練習をしました。  前半は8つのワークを行いましたが、ペースとしては比較的早い、盛りだくさんの内容となりました。このチームは即興を使って作品の土台を作っていく創作方法をとっているということで、即興演技や人物造形に役立ちそうなワークを選んでいただいたのかと感じました。普段は即興で演技するといっても「創作」中心の内容ですが、今日は演技そのものに関する内容だったので、目線が変わって新鮮だったのではないでしょうか。  おそらくこうしたワークが体になじんで、即興に活かせるようになるにはすこし時間が必要かもしれませんが、きっと心や身体の可動域を広げるのに役立つのではないでしょうか。