【2022.4.23】初通し


初めて、最初から最後まで芝居を止めずに 通すことを、「通し稽古」(ランスルー)と言ったりします。部分的に練習してきたことをつないで、本番と同じようにミスやセリフ忘れがあっても原則止めずに最後までやってみます。今日は初めての通し稽古でした。略して「初通し」と呼んだりします。通してやってみることで、芝居の流れや、段取りや、ではけ(役者の入退場)の確認ができます。特に芝居の流れがわかるので、演出家も通しを見て、修正を加えたり調整を行ったりします。

 大体の場合、部分的に行ってきた練習と勝手が変わるので、混乱したり、台詞や段取りを忘れたり、飛ばしたりと課題が残るのも、初通しの特徴です。そうして出てきた課題を一つづつ修正して、完成度を上げていくわけです。

 今日の初通しも、予想通り課題が見えた通しとなりました。でも手応えもあったのではないでしょうか。ゴールが見えてきた感じです。明日も長い練習となります。いよいよラストスパートです。

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