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【2023.7.22】作品の方向性

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このクラスはどんな作品をしたいか、どんな役がしたいか、など についてアンケートを取って、それを元に作品の方向を決めるということを行なっています。このチームの大きな特徴でもあります。 アンケートで出された意見に基づいて、エチュード(即興芝居)をするなどして、その方向性がいけるかどうか検証しながら作品の方向を決めていきます。 早速今日もいくつかエチュードをこないました。(写真) 村上さんは「しばらくは興味を掘り下げる」と言ってますので、こうした練習は8月中ぐらいは続く可能性があります。 色々な人の意見や、興味を聞いていくと今の時代を映す素材が浮かんできたりします。劇作家が一人で考えるより、もしかするとより的確に社会で関心を持たれている事柄を捉えられるかもしれません。 さて次回公演がどのような方向の作品になるか、楽しみです。

【2023.7.1】小道具の扱い3

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 前回、前々回に引き続き小道具の扱い方をテーマにしたワークを行いました。前回よりもさらに工夫が見られ、随分面白くなってきました。村上さんも「とても参考になった」と評価していました。  登場人物の心の動きを小道具を使うことで、表現することもできてきました。練習の初期では大胆に動かせていなかったものが、今日の練習ではだいぶ大胆に動かせるようになりました。お客さんの予想を裏切る使い方も。説明的な使い方より、そうでない扱いの方が高度ですし、面白さも増すわけです。 そして更に大事なのは、小道具を使った時の他の人のリアクションだと思います。ここがはっきり見えると小道具を扱った面白さがより生きてくるんじゃないでしょうか。上手くやればセリフ以上にモノを言うかも。