【2022.4.2】捨てる

 今回のお芝居は、学生が企画するファッションショーのお話です。

さて、服の在り方は時代と共に変化していて、「ファストファッション」などと言う言葉が生まれているように、現代は同じ服を着続けるサイクルが短くなっていて、それに伴ってたくさんの服が捨てられる時代になっているとも言えます。このお芝居ではファッションにまつわる影の部分、たとえば

「大量の服が捨てられている現実」みたいな、あまり意識されない側面にも光を当てたいと思っています。

 お芝居を見おわって、笑える話だったけれど、ちょっと考えさせられるところもあったな、と感じたことがあるかたも多いと思います。劇作家はそうしたしかけをいくつもお芝居の中に忍ばせています。そんな作者の意図を考えながら見ていただくのも楽しいかなと思います。

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