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【2024.11.2】ジェネレーションギャップ

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 このチームは、世代間の幅がとても広いという特徴があります。そして、役者にあてて台本を書く村上さんですから、ジェネレーションギャップから来る面白さを見逃さないわけありません。そうした面白さはいつもおこなっているエチュードの中から発見されていきます。現実に近い年齢設定で会話するので、世代間の価値観の違いや、流行に対する感覚の違いなどが自然に現れてきます。当然それらはわざとらしさがなく、見ていてふに落ちるのです。 こうしたチームの特徴が存分に活きる芝居になることは間違い無いでしょう。さて、どんなストーリーの中でこうした関係がいかされるのか、もうすぐ設定が固まります。 ちなみに、今回はキャラクターの名前決め(候補出し?)もおこないました。(写真)

【2024/10/26】進むエチュード稽古

 ブログ代打です。 アクターズラボはこの人数で多い多いと言っていますし、実際稽古場である会議室はぎゅうぎゅう詰めですが、市のホールで催されるような大規模な市民劇ではもっと大人数で行われていますね。歌や踊りも織り交ぜられ台詞以外の役割も与えられる印象です。内容は歴史モノ、時代劇という印象です。市を挙げて上演するものですから、当然町の歴史が題材になりやすいのでしょう。行政が絡まない市民劇だとシェイクスピアのような古典を取り扱ったりする印象です。”町”のテーマから、より専門的に”演劇”を取り上げることができるようになりますね。アクターズラボは後者側の市民劇ですが、より演出家の作家性が発揮されます。劇研アクターズラボ+○○という形式ゆえですね。直近でビギナーズユニットの演出で同様の人数を演出された村上さんですが、今回の座組で俳優たちにどのような役を与えていくのでしょうか。時代劇のように町人、というわけにはいきません。どのようなキャラクターが生まれてくるか楽しみです。

【2024.10.19】世代の幅が広い

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 新たな参加者を加え、来年5月の公演を目指すメンバーが決まりました。10代から70代まで概ね各世代が揃う年代バランスの良いチームになりました。長年こうした市民劇の事業を行っていますが、こんなに年代の幅が広く、かつバランスがいいチームは初めてです。男性も7名いるのですが、演劇では男性が少ない場合が多いので、若者からご年配の方まで、これだけの男性の方に参加いただけるのはありがたい限りです。 これから村上さんによるオリジナル作品に本格的に取り組んでいくので、きっとこの特徴が活かされた作品になっていくことでしょう。 また、おそらく客席にも多世代が集うでしょう。幅広い方に楽しんでいただける作品を目指すことにもなりそうです。

【2024.10.12】新体制での稽古が始まりました。

 本日のブログも代打です。 計18人の大所帯であることを踏まえ、本日もエチュード稽古です。 一幕ものにしたいという構想を話されました。以前ホテルを舞台にしたエチュードがあったように、様々な人が出入りするいわゆるセミパブリックの空間が舞台として想定されているように見受けられます。 今日のシチュエーションは、土砂災害から実家に避難した一家、宇宙ステーション運動会のレクリエーション、自転車レースの大会を応援する公民館での一幕でした。 私の視点では公民館のシチュエーションが新鮮に感じられました。オリンピックや世界大会なんかを応援する時に家族らが集まって中継を見ている、その様子をTVクルーが入って取材しているアレです。あれはどういう仕組みで集合するんですかね。甲子園を母校で応援するというのは聞きますが、その選手の出身地だとあるのでしょうか。スポーツ観戦とは無縁なのでよく分からないのですが、実際経験した人も居そうな絶妙なリアルさだと思いました。テーマとして”応援”は面白いかもしれないですね。

【2024.10.5】新メンバーを迎えての稽古

 本日のブログも代打です。 10月を迎え、9月に見学に来てくれた方々が正式にメンバーに加わりました。 新しいメンバーが増えることで、団員同士(キャラクター同士)の新たな関係性・掛け合わせが生まれました。下は10代、上は70代と幅広い年齢の方が集い、村上さんがエチュードの中で観察している人と人との空気感にも変化が生まれてきます。第一期から参加しているメンバーも多いデマチカヤナギに新鮮な刺激がもたらされることでしょう。 エチュードの方向性も以前と変わらず、ハマっているものと家族についてです。新生デマチカヤナギで公演まで頑張りましょう。

【2024.9.28】さらに見学者一名

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ブログ執筆代打です。 本日も見学者一名がお見えになりました!10月からは何人のメンバーで始まるのでしょうか。 写真の様子は、物語を作るために必要な要素をホワイトボードにとにかく書き出しているところです。 ”家族”から連想される言葉を次々挙げていきます。そして、それらの言葉をさらに”どこに””誰が”と深堀していきます。あれよというまにホワイトボードが裏表いっぱいになり様々なシチュエーションが生まれました。その中からやりたい事に丸をつけます。 それを基に、最後はいつものエチュードです。ホテルを舞台に、披露宴に向かうつもりが告別式に連れて行かれたり裏口を教えると言われたが外で宗教勧誘されたり……と丸を付けた登場人物たちが次々現れます。 ホテルが舞台というと三谷幸喜っぽいですね。めちゃくちゃ便利なシチュエーションだと思います。どんな人物がいてもおかしくないですからね。有頂天ホテル。 第四期目はどのような作品になるのでしょうか!

【2024.9.21】本日も見学者一人

 本日のブログも代打です。 今日もさらに一名の見学者を迎えての稽古でした。ビギナーズユニット経由でいらしたそうです。アクターズラボが演劇を続ける選択肢のひとつとして認知されていることを先週に引き続き嬉しく思います。 デマチカヤナギのライングループを拝見して驚いたのですが、受講生の方が自主的に稽古内容をまとめて共有していらっしゃいます。稽古の多くは即興芝居で村上さんが構想を固めていく段階なのですが、そのシチュエーションが細かくメモされていて自主性の高さと公演へのモチベーションを感じます。さながら演出助手ですね。 アクターズラボは劇団としての巣立ちまでを応援する事業だと思っています。 一人の方に負担がかかりすぎてもいけませんが、誰かの行動を見て学んだことをそれぞれの活動に活かすことができたらとても有意義なことだと思います。