【2024.2.17】セリフ覚えの段階に

ブログ筆者代打です!

脚本の進捗も順調でセリフ覚えの段階に入ってきました。以前は読み稽古が中心でしたが、現在はほとんどが立ち稽古になっています。微妙な位置関係にまで演出がついていきます。

今回の稽古では、上手くいかないシーンで本人が役になるのではなく、相手が本当に、自分にとってその立場だったら?というアドバイスが多く見られました。例えば親子だと、あなたはどういう母ですかと問うとどうにも作りすぎてしまう、設定を作りすぎてしてしまうきらいがあるようです。絶対的に役を演じるより、相手との中で相対的に考えていくのがビギナーが掴んでいくべきステップなのかと思いました。

セリフを毎回はっきりと言うと感情が一貫しないことがある、というアドバイスもありました。言葉だけでなく動きも含めての演技ですので、聞き取れなくても動き・状況で補完されるということまで考えて演技を作っていかないといけません。見ていた私としては役者がどう役を捉えるかという事よりも脚本・演出の気持ちを考えてそれを実行したほうがこのお芝居は綺麗になるんじゃないかなと感じました。もちろんそれだけでは駄目で、ほとんど当て書きである台本の中で裏に潜む演出の意図を、役者としての個性を出しつつ読み取ることができたらいいなと思います。


コメント

このブログの人気の投稿

【2023.6.3】セリフと芝居の流れ

【2023.5.27】3年目のプレワークショップ/募集継続中

【2023.10.7】いい関係がいい作品を作る!?