【2023.2.11】セリフとト書との連動

 3場まで概ね完成している台本を使った立ち稽古が続きます。細かな動きや、どこから出てきてどちらに行くといった段取りはまだ決まっていないところもあるので、それらを確認しつつ台本に沿って芝居を組み立てていきます。セリフもはいってきつつあり(セリフを覚えることを「セリフがはいる」と言ったりします)、少しづつ作品が立ち上がってきました。セリフがはいって段取りが体におちてきたら(段取りが身につくことを「体におちる」と言ったりします)役者さんたちの演技はより自然に見えてきます。演技に余裕が生まれると見ている方も物語の流れに引き込まれやすくなります。

 今日の演出家の指示の中には「セリフとト書を連動させて」ということがありましたが、まだそれらが連動しきれてなくてギクシャクしている段階です。稽古が進展するに従ってそれらが解消され演技にも余裕が生まれ、作品の流れもよりダイナミックになっていくことでしょう。

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