【2023.1.14】アブナイ、アブナイ


 お芝居の前半部分の台本が概ね固まってきたので、いよいよ「立ちげいこ」と呼ばれる段階に入って来ました。セリフを覚えて動きをつけながら練習していく段階です。

今日の練習では、演出家の言い方による「ノリを作る」ことを行いました。ノリとはもちろん食べるあれではなく「この人はノリがいい」などと使うあの「ノリ」のことですが、この場合は場面に登場する人たちがどんな「ノリ」でその場に存在するかを確かめたり、役者がその感覚をつかむことを指します。今日練習したシーンでは、登場人物たちが陽気な「いいノリ」で会話を交わします。その「ノリ」を確認しました。

 また、写真は危険な場所に立つ人を止めようとしているシーンの練習風景です。台詞は 「アブナイ、アブナイ」ですが、そのセリフをしゃべるだけでは緊迫感はつたわりませんよね。「ノリ」もそうですが、実際にお酒を飲んでいるわけでもなく、危険でも無い稽古場で、「ノリ」や緊迫感を作り出すのは役者の腕の見せ所です。

今日の練習を経てずいぶん感じが良くなりました。


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