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【2024.11.16】10代と70代、ギターのストロークの違い

 ブログ代打です。 今回の公演でも楽器を扱うシーンがありそうです♪ 年代によってギターのストロークが違う事に触れられました。フォークソングではアルペジオ、弦を一本一本つま弾いていくのに対し現代の曲では勢いよくストロークしていくとか。 ほとんどを即興で作っていくのですが、演技経験に関わらず即興は人生経験がにじみ出てきますね。架空の状況に対しそれぞれの人生から参照元を探して自分(に近しい人物が)発しそうな台詞を思索します。解決の糸口が見つからないときは演出のフォローが入ります。即興をしていますが”即興力”をつけるための稽古ではありません。作品のための即興、人物の間の空気を探るための創作過程です。 アルペジオも一気に鳴らすストロークも近いようで遠い人生経験なのかもしれません。そういった違いから見えてくる関係性もあるのではないでしょうか。

【2024.11.9】作品の骨格づくり

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 一部仮の台本ができてきて、それを読み合わせしたり、その続きとなる(なりそうな)シーンのエチュードをしたりしました。(写真) 出演者が今までになく多いのですが、誰かが主役に立つわけではなく、それぞれにドラマがあるような群像劇になりそうです。 人数が多いと丹念に一人一人の物語や背景を説明するわけにはいかなくなるので、やり取りの中から関係性や背景が垣間見えて、観客がそれを想像するような劇になってくると想像できます。目の前で演じられるシーンの裏にどのようなドラマや背景があるのか、ここは劇作家として村上さんの腕の見せ所です。 配役の名前も概ね決まってきました。舞台となる場所もだんだん見えてきました。登場人物の関係性もだんだん決まりつつあります。年明けには台本が上がる見込みですので、未決定な部分を探って作品の骨格を作る作業が年内は続けられることでしょう。

【2024.11.2】ジェネレーションギャップ

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 このチームは、世代間の幅がとても広いという特徴があります。そして、役者にあてて台本を書く村上さんですから、ジェネレーションギャップから来る面白さを見逃さないわけありません。そうした面白さはいつもおこなっているエチュードの中から発見されていきます。現実に近い年齢設定で会話するので、世代間の価値観の違いや、流行に対する感覚の違いなどが自然に現れてきます。当然それらはわざとらしさがなく、見ていてふに落ちるのです。 こうしたチームの特徴が存分に活きる芝居になることは間違い無いでしょう。さて、どんなストーリーの中でこうした関係がいかされるのか、もうすぐ設定が固まります。 ちなみに、今回はキャラクターの名前決め(候補出し?)もおこないました。(写真)