【2024.5.2】場あたり

役者さんたちは今日が「小屋入り」でした。(演劇の人たちは作り手の立場で劇場に入ることをこのように呼びます) ネタバレするので写真はありませんが、舞台はすっかりしつらえられていて、集会室は「劇場」に様変わりしています。

本番と同じ舞台でリハーサルできるのは今日の夕方からとなります。明後日本番なので短いですよね。でも一部のプロ劇団を除いて本番と同じ装置で十分な稽古できることは稀なのです。

さて、夜からは「場あたり」といわれるリハーサルに入ります。これは、スタッフのためのリハーサルです。照明や音響、舞台など機材のセッティングができて初めてシーンごとの灯りづくりや、音量のチェック、音や照明が変わるタイミングを役者さんと合わせたり、装置の移動や舞台転換などが具体的に確認できます。場面ごと追いながらそれらを確認し確定していきます。これは結構時間のかかる作業で今日の夜から、明日の夕方までこの時間にあてられています。

実際に舞台装置が立て込まれると、何もないところで稽古していたのとでは演じる感覚が随分変わります。場あたりは役者さんにとっては舞台に慣れるための時間でもあります。

ところで、本番を明後日に控え客席も結構予約で埋まってきています。ご予約はお早めに。

予約はこちらから可能です。

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