【2022.12.17】「面白さ」を探る

 このチームに今月から新たなメンバーが加わりました。そこで新たな登場人物作りが始まりました。新人が演じるキャラクターが、他のメンバーが今まで作ってきたキャラクターとどのように絡むと面白くなるか、パターンをいろいろ想定して試していきます。こうしたことは劇作家が一人で考えて台本に書いてしまう場合も多いのですが、村上さんの場合は即興(エチュード)を使って、どの人とどのように絡むと面白いか、試しに演じてもらいながら探っていきます。シーンが面白くなるかは人の組み合わせのみならず、状況設定、人物がもつ背景の設定などとの組み合わせもあります。「面白さ」についても、例えば笑える、例えば険悪な雰囲気になり緊張感が高まるなど様々です。葛藤を抱えて右往左往する人を見て笑えるということもあります。そうした「観客がつい場面に引き込まれる要素」を探っていくわけです。今日もいくつかのパターンを試してみました。さて、どれが採用となっていくでしょうか、楽しみです。

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