とりあえずやってみることから


 今日からは中止になった講座分の補講で時間が増えて4時間の長い稽古です。普通の劇団並です。「体力的にはしんどいですが、時間が長いと(得られるものが多く)いい」と村上さんは言います。本日も引き続き即興を使った練習をいままでより、みっちり行いました。

 同じ練習だけだと飽きが来るものですが、さすがこうした稽古の経験が豊富な村上さん。いろいろな方法で役者の個性やセリフを引き出します。ト書きを使ったエチュードで頭と体をほぐし、公演向けての設定から「でてきそうな役」を抽出して、その役の中から自分がやりたい役を選んで演じてみるというというのが、今日の流れでした。趣向がいままでと違うので、新鮮に取り組めている印象を受けました。演じるポイントは(あまり考えず)「とりあえずやってみる」こと。その中から面白いセリフや、シーンが生まれてきます。どんどん演じるうちに、演じ手ものびのびしてきて、「演じなければという束縛からはなれて」いくのを感じました。

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