サブテキスト

 コロナの感染拡大を受けて長らくおやすみしていたクラスがやっと再開しました!初回のワークを行った後、およそ2月ぶりなので、ほとんど初回のような感覚でしたが、皆さん元気に取り組まれていました。

 今日のメインのワークは、「はぁ」などの短いフレーズを、いろいろな気持ちや、シチュエーションを変えて言ってみる。というものでした。(右の写真参照)
ゲーム感覚で、演技した人がA~Hのどの「はぁ」を言おうとしたのかを当てるのを楽しみました。

 台本に書かれたセリフには、言葉の意味の背後にどういう気持ちや、状況でそれを言っているかが隠されています。台本を読む際に、演技者はそれを読み取ってセリフとして発語するのですが、(その隠された意味やニュアンスをサブテキストと言ったりします)そうしたことで、関係性やその人の感情が見えてきて芝居に深みが出ます。

そうした演技の練習として、今日のワークは行われました。同じ言葉をニュアンスを変えることで、そこに込められたいろんな意味を見ている人に感じさせるのです。こうした練習が初めての方もいらっしゃいましたが、みなさんなかなかのものでした。



コメント

このブログの人気の投稿

【2023.6.3】セリフと芝居の流れ

【2023.5.27】3年目のプレワークショップ/募集継続中

【2023.10.7】いい関係がいい作品を作る!?